オブザイヤー審査委員長のだいきちです。こんにちは。
11月の末から、インスタがたくさんのたまらんであふれた約2週間。3つのオブザイヤー合わせて1000を超えるエントリーをいただきました。
審査委員会のメンバー一同、毎年上がっていくレベルにただただ驚きの念を隠せませんでした。毎年これを楽しみにしていただいているという声もあったり、主催者冥利につきる今年のオブザイヤー決戦。審査基準は審査員が写真を見て思わずコメントせずにはいられないもの、というなんとも曖昧なこの企画にお付き合いありがとうございました!
それでは各部門グランプリと特別賞(パグ・マスカラス賞)の発表です!
アゴのせオブザイヤー2021
先日、とあるWebメディアで「犬があごのせする理由」という記事がありました。その中で語られていたのは「甘えたいから」、「リラックスできるから」といった理由でしたが、どっこいパグがアゴを乗せる理由は、「パグ道とはアゴのせることと見つけたり」と昔の偉い人が言ってた通り「それが道だから」に尽きるでしょう。
実に500を超える道を極めんとするパグたちのアゴのせ。時にリラックスとはほど遠い無茶目なアゴのせや、見事なコンビネーション芸、「そこ行くかー!」というシチュエーションなどなど、アゴのせ道の未来は必ずや明るいものであることを確信できるラインナップでした。
それでは発表です!
パグマスカラス賞(こむぎちゃん)
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グランプリ(ちょこ太くん)
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【グランプリ作品 審査員コメント】
- 体内のグリコーゲンを全て枯渇させてオールアウトしたかの如く、
恍惚な表情のアゴのせ。たまらんです。 - あごを乗っけたくなるような革素材!
きっと気持ちいいんだろうなと思います。 その視線の先にはなにが映るのか…。 昨日食べた麻婆豆腐を思い出すときの人間の表情にも似ている、 どこか恍惚な表情が素敵な1枚です。 - 格闘技なんかではアゴがあがっていることはネガティブに捉えられてしまいます。その理由の一つは、アゴが上がっているとパンチをもらったときに余計に脳が揺さぶられてダメージが大きくなってしまうから。そしてもう一つはシンプルに弱そうに見えてしまうからです。一方で、パグといういかにも弱そうなクリーチャーにとっては、アゴのででアゴが上がってしまっていることが大きな武器になるというのは新たな発見です。パグにはパグの武器がある。あっぱれです。
- 2021年の大晦日にこんな賞レースに立ち会うことができて光栄です。この作品を見ながら、アゴのせサクサクな天ぷらを乗せて年越し蕎麦を楽しみたいと思います。
横顔たまらんオブザイヤー2021
昨年から始まったこちらの部門。撮影のハードルの低さからか(なんたってただ横顔を撮ればOK)、3部門で最多のエントリーとなりました。
パグの横顔の魅力はなんといってもその真っ平らで、何の出っ張りもない曲線美。そこに帽子をかぶせて見たり、アゴのせを絡めて見たり、二人で見つめあって見たりとそれぞれの味付けをいただきました。
すっかり「たまらーん!」はパグ界で共通のあいさつになってきたような気もします。そんなたまらんに溢れた「横顔たまらん部門」結果は次の通りです!
パグマスカラス賞(ブランちゃん)
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グランプリ(ぽんたくん)
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【グランプリ作品 審査員コメント】
- 骨盤の絶妙な前傾姿勢をもって、
適切に臀部への負荷を感じながらの横顔。たまらんです。 - ピリッとシビれる横顔!カラフルなお召し物を着こなしていて、
その堂々とした佇まいが見たもの全員を惹き付けます。 麻婆豆腐もそうですが、ひと目見て「あ、これは美味しいやつ!」 って感じるあの感覚に似ています。 - こんなのあったらいいなぁと想像で描いていたバイク×パグのイラスト。それがまさか現実のものとなる日が来るとは驚きです。巧みにバイクを乗りこなすその横顔は実に誇らしげ。手にはグローブ、頭に仮面ライダー、視線はレイザービームでパグ千万の胸騒ぎ。ありがとうございました。
- ぽんたくんのぺちゃんこで、それでいて自信満々な横顔に「鼻はぺちゃでも心は錦」の言葉を贈りたいと思います。
ウンチングスタイルオブザイヤー2021
さて、3部門の中で最も伝統のあるウンチングスタイル部門。撮影に技術力が必要なこととコンプラ意識の高まりから、最も難易度が高いとされております。
外でウンチングスタイルの撮影などをしていると、きっとご近所さんからは「あの人何やってるの?」的な白い目で見られたこともあったでしょう。現物が写り込んでしまったこともあったでしょう。
それでも誇ってください。こんなウンチングスタイルをわざわざ撮影しまくるような物好きなみなさまは、日常のあらゆる物事をきっとポジティブに楽しめる人たちです。芸能人のスキャンダルや誰かの粗探しに怒りや変な正義感をぶつけることなんかより、100倍世の中にポジティブな影響を与えてくれてます。
それでは発表です。Have a nice BEN!
パグマスカラス賞(こてつくん)
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グランプリ(マーボくん)
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【グランプリ作品 審査員コメント】
- やはり、スクワットは深さこそ勇気。
あの夕陽に映るは日本の未来か、おやつのことか。たまらんです。 - 幼き頃に父親と手を繋いで見た夕陽を思い出しました。
感情に訴えかけてくる最高のうんちんぐスタイルです! 街中華の麻婆豆腐を食べたときのような、 口に広がる懐かしい風味を感じる1枚です。 - こんなに美しい夕日のショットを見たのは、三丁目の夕日以来かもしれません。「always三丁目の夕日」では徐々に出来上がっていく東京タワーに日本の未来を見ましたが、こちらの作品にはパグ界のさらなる発展を重ねずにはいられません。
- 「俺のゴールはあの夕日の向こうなんだよォ」とみんなで駆けた青春時代を思い出しました。優れた作品は、見る人見る人それぞれにかつての情景を想起させます。この雄弁な、いや夕便(夕方のBEN)な写真も、ある人には青春時代を、ある人にはニューオリンズの空を、またある人にはビッグベンを見せてくれることでしょう。
おわりに
今年もパグ・マスカラスさんや、炎のマーボードーファさんなどなどに審査いただきましたが、ウンチングスタイル部門のグランプリ マーボくんのお名前に炎のマーボードーファが反応できていないのが笑えました。きっと今ごろ気づいて悔しがっていることでしょう。
毎年この企画にいいコメントを出すためだけに文章力を磨いているといっても過言ではない審査員一同、少しでも楽しんでもらえたなら嬉しいかぎりです。
また来年に向けて腕を磨いておきますので、パグさま方も奥さま方もパパさま方も、2022年に向けて写真を撮り溜めてってもらえたらと思います。
またお会いしましょー!パグ&ピース!!